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営業内容・販売品目

■No.1999 カスタムメイド

赤糸威大鎧前面

甲冑師 お客様のご要望に応じて適任者を手配いたします。

監修 三浦一郎

お客様ご要望のものをお望みのままに再現

カスタムメイド作品については、お客様のニーズに合わせてお好みのままに製作しています。製作方法についても古来から伝承される方法にのっとっり製作。金物や小札もご予算の範囲で本物の作りにより近く表現。また、現在入手不可能な素材以外ほぼ同じもので製作する事も可能です。

■カスタムメイド価格

作品の「タイプ」と「素材・装飾金物」で大きく異なります。

[素材に代表品を用いて製作する場合の最小構成の参考価格]

素材に代用品を用い(例えば、カシュー漆塗り・和紙・合皮を使用)、本伏・毛喰の溜へのはさみこみは行いません。

作品 サイズ 価格(受注の目安)
兜のみ 1/2 \1,200,000YEN〜
大鎧 1/2 \3,600,000YEN〜
兜のみ 原寸 \6,000,000YEN〜
大鎧 原寸 \15,000,000YEN〜

※このページの表示価格は税別価格です。

[素材を当時とほぼ同じもので製作する場合の参考価格]

漆塗り・牛革使用・本伏・毛喰の溜へのはさみこみを行います。

作品 サイズ 価格(受注の目安)
兜のみ 1/2 \4,000,000YEN〜
大鎧 1/2 \10,000,000YEN〜
兜のみ 原寸 \30,000,000YEN〜
大鎧 原寸 \100,000,000YEN〜

※カスタムメイドの甲冑は「原寸」と「1/2」サイズの御注文に限定させていただきます。

※上記カスタムメイド作品については、詳細な打ち合わせが必要です。
まず、お問い合わせフォームからご希望の作品についてお問い合わせください。

※このページの表示価格は税別価格です。

赤糸威大鎧背面

■カスタムメイドの甲冑について

 甲冑は大きく分けて五つの部分から形成されています。それは、小札(こざね)、金具廻り(かなぐまわり)、金物(かなもの)、革所(かわどころ)、威毛(おどしげ)と呼ばれ、そこには鉄工、漆芸、彫金、韋染め、組紐等の高等技術を要します。カスタムメイドの甲冑には、できうる限り古来の製法にのっとり、厳選された材料を用いて製作いたします。また、お客様のご要望とご予算に応じて金物などの鍍金や使用する韋の素材を変更いたします。

 お客様がお望みになる甲冑の年代や形式によって多少の違いが生じますが、基本的には下記の内容で製作が行います。

 ※カスタムメイドの甲冑は原寸(等身大)と二分の一サイズのご注文に限定させていただきます。

1 小札(こざね)

 小札とは、甲冑を形成する上での根本的な材料で、鉄で作られた札(さね)を「鉄札」(てつざね)、牛皮で作られた札を「革札」(かわざね)と称しています。この短冊状の細長い板(8cm×4cmから7cm×2cm程度)に2列(6個と7個)の穴をあけます。一領の甲冑を製作するのに2,000枚以上の小札が必要となります。この一枚一枚に毛喰の溜(けくいのため)と称するわずかな曲面を持たせ、上半分を漆で塗り固めます。これを横に並べて重ね合わせて、下の8個(2列各4個)の穴を革で綴じて下緘(したがらみ)という作業を行います。この後は丹念に漆で塗り固めたて「小札板」(こざねいた)と称する板にします。これを各段に用いて威し立て、製作致します。

2 金具廻り

 甲冑の核となる主要金具部分の総称で胸板、脇板、押付板、冠板、障子板、壷板等を指すものです。基本的にこれらの部分は装飾と保護の目的から韋で包まれて形成されています。また同様の目的から漆で塗って仕上げたものもあります。この場合は布着(ぬのぎせ)や革着(かわぎせ)による下地塗りもありますが、よく磨いた鉄板に焼漆を施した上から何層にも分けて丹念に漆を塗って仕上げます。

 特に甲冑の中でも兜鉢(かぶとばち)の製作には熟練した技が要求されます。一般に兜鉢は「合わせ鉢」と称する形式がよく知られています。この形式は数枚から数十枚の梯形(ていけい)の鉄板を矧ぎ合わせ(はぎあわせ*1)、星と称する鉄鋲で留めて半球形に形成したものです。こうした形式の兜を「星兜」と称し、製作する作品によって数十から二千以上もの星を打つこともあります。また星をすりつぶして筋のみの兜を「筋兜」と称します。作品によっては桧垣総覆輪(ひがきそうふくりん)と称する形式の装飾を施すことも可能です。

3 金物

 八幡座、鍬形(くわがた)、鍬形台、据文(すえもん)、覆輪、八双金物、笄金物(こうがいかなもの)、各種の鋲等を総称して「金物」といいます。これらは熟練した彫金師の手を介して製作され、消焼(けしやき)と称する古来の水銀を用いる鍍金(*2)や鍍銀(*3)を施します。作品によっては高彫(たかぼり)や透彫(すかしぼり)等の優れた彫金技術を要するものもあり、これらの部分によっては粉消(ふんけし)と箔消(はくけし)とに使い分けることもあります。

*1 矧ぎ合わせ つなぎ合わせる事(甲冑製作上の専門用語)
*2 鍍金(ときん)実際にはメッキと読みます。この場合、金メッキの事。
*3 鍍銀(とぎん)工芸関連の用語です。この場合、銀メッキの事。「甲冑」では、変色を防ぐため、白金等の特殊加工を施す場合もございます。

4 革所(かわどころ)

皮革を用いて作られた部分を「革所」と称します。その加工方法によって皮、革、韋と書きますが、いずれも「かわ」と読みます。

 絵韋(えがわ)には厳選した鹿の鞣革(なめしがわ)を用い、型紙を当てて紺と紅の二色の染料で染め上げます。その図柄も作品によって「花菱の書韋(かきがわ)」、「襷文韋(たすきもんがわ)」、「不動韋」、「藻獅子文韋(もじしもんがわ)」、「正平韋」等のように様々な図柄のものがあります。これらを地韋(ぢがわ)としてその周縁を覆う縁韋(へりがわ)にも「赤韋」、「五星赤韋(ごせいあかがわ)」、「菖蒲韋」、「藍韋」等の種類があります。地韋と縁韋を縫い合わせるには各種の色糸を交互に用いる伏組と称する装飾が施され、甲冑製作の中でも最も手間のかかる部分の一つです。

5 威毛(おどしげ)

 威(おどし)は、「緒通し(おどうし)」という意味から生じた言葉であり、威し立てた緒(お)の並ぶ様子が、鳥の羽毛に似ているところから「威毛」と称します。威毛にはいろいろな種類があり、それぞれに用いる材料によって糸威、韋威、綾威等に分けられます。

 糸威には厳選された絹糸を、できうる限りの天然染料を用いて染め上げます。これを手作業で常組(つねぐみ)に組みあげ、威糸に使用します。

 韋威には厳選された鹿の鞣韋をできうる限り天然染料で染め上げて用います。

 綾威は、麻布の芯を綾布(*4)で包み、裏を縫い合わせて作られた威綾を用います。

*4 綾布(あやぬの) 厳選された絹糸をできうる限りの天然染料で染め上げ織られた布。

 相対的に赤、紺、紫、萌黄、浅葱等の一色で染めた各材料を用いる威毛が最も一般的です。この内、上から二段ないしは三段を白に替えたものを「肩白(かたじろ)」と称し、中段を替えると「中白(なかじろ)」とか「腰白(こしじろ)」と称します。また各色で繧繝(うんげん)を表して威したものを「匂(におい)」と称し、特に裾に向けて濃いものを「裾濃(すそご)」と称します。

 各々の時代にのみ流行した威毛も多く見られます。平安期から鎌倉期には韋威が多く見られ、韋に小さな桜の模様を無数に染めた「小桜威」、それに黄を重ねた「小桜黄返(きがえし)」等があります。

 また、中央を三角形状に色糸を入れたものを、水草の澤瀉(おもだか)にたとえて「澤瀉威」と称し、それを逆さにしたものを「逆澤瀉威(さかおもだかおどし)」と称しています。

 南北朝期になると、端(妻)を色糸で取った「妻取(つまどり)」が大いに流行しました。室町も後期になると、三色以上を不特定に用いる「色々威」や、二色を一段替わりに用いる「段威」が多く見られ、さらに、桃山期に入ると、日の丸、桐、巴、卍等を折り込む「紋柄威(もんがらおどし)」が流行しました。

 これらの威毛に用いる耳糸や畦目(うなめ)には特殊な組方の糸を用いることがあります。すなわち亀甲模様や桐文(きりもん)を連続して編み出した「亀甲打(きっこううち)」や「桐打(きりうち)」や各色を編み混ぜた「小石打」等の類です。これらは厳選された絹糸をできうる限りの天然染料を用いて染め上げ、熟練した組紐作家の手によりて組まれた紐を使用しています。


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