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営業内容・販売品目

■No.1012 片身替澤瀉星兜 かたみがわりおもだかほしかぶと

受注終了 この作品の受注は'03/02に終了しています。
所有 春日大社所蔵
指定 重要文化財
形式 鎌倉時代
伝承 所用者・奉納者不詳
甲冑師 加藤鞆美
監修 三浦一郎
種別 復元模写(一部創作)
サイズ 1/2
兜鉢 大円山形二方白星兜鉢
金銀指分金物
兜鉢の鍍金 純金・純銀鍍金
小札 上質和紙小札
シコロ 五段下がり杉形ジコロ
威毛 正絹澤瀉威 紫と萌黄による片身替
絵韋 鹿なめし襷文韋
鍬形・立物 春日大社(奈良県)所蔵
獅噛長鍬形
鍬形・立物の鍍金 純金・純銀鍍金
オプション  
付属品 「甲冑」監修作品について
監修者・作者銘印入鑑定書
黒塗唐櫃
木製兜立
紫染正絹服紗
手袋
販売価格 400,000円
着手金 160,000円
備考    
 

■作品の解説

 この兜は奈良県の春日大社に所蔵された大鎧の兜である。寛政三年(1750)の本談議屋の火災で類焼し、主要金具部分を残すのみとなってしまいました。鎌倉時代を代表する優品として昭和二十八年に「甲冑金具」の名目で国の重要文化財に指定されました。

本品は同社に残る切型図をもとにして作られた二分の一の縮尺の復元模写です。澤潟威とは地の色目に対して三角形状に色目を変えた威毛であり、『保元物語』、『平治物語』、『源平盛衰記』等の文献に散見されます。さらに本品はその左右の色目を萌黄と紫に変えており、「片身替」という特殊な威毛です。

■監修のポイント

 兜鉢は前後に鍍銀の地板を伏せ、前三条、後二条の篠垂を構える二方白である。八幡座は鍍金の葵座、裏菊座、小刻座を重ね玉縁で押さえ留め、鍍金の星が打たれている。また後勝鐶には『伴大納言絵詞』にみられるように総角を下げる。忍の緒には正絹の角八打の緒を用い、先端には切房を施した。その取り付け方は古式に習って左右二孔の響穴から取る。

 シコロは五段下がりの杉形ジコロで、裾板には鎌倉時代の規定どおり二段の糸菱と一段の畦目を施し、赤韋で綴じ付けられた吹返と眉庇を包む絵韋には獅子をあしらう盤絵文の襷文韋を用いた。

 鍬形は本来無いが同社蔵(国宝)「紅糸威梅金物大鎧」に付く兜の「獅噛鍬形」を採用した。

 豪壮な作柄の中にも威風堂々たる風格を醸し出し、鎌倉武士の誇りと威勢を示す一品である。


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